明解日本語アクセント辞典
年代: 昭和,1958年
所有者: 三省堂
入力者: 加藤大鶴
画像
金田一春彦監修 1958『明解日本語アクセント辞典』三省堂(初版第 16 刷(1971) を使用した)
ガイド
出現する頁数のみを記した。配列は各ページ内の出現語を五十音順にソートしてあり、これは実際の出現順と異なる場合がある。
原本は漢語とその発音を片仮名表記で表示する。片仮名表記は「仮名型」列に配置した。
アクセント型は「その他」列に配置した。アクセント表示は平板型=0、その他の数字は下がり目の位置である。アクセント型が複数ある場合はカンマで区切った。
原本の注記は「備考」列に記した。
アクセント型は東京語アクセントがベースとなっており、母音の無声化によって下がり目の位置がひとつ前の拍にずれる現象が顕著である。
「法則」列は秋永による「アクセント習得法則」の番号を示す。(個別ファイルのみ)
情報
辞書としてさまざまな位相の漢語(日常的な漢語から文章語的なものまで)を広く含む。
表示されるアクセント型はやや古い。入声字「悪(アク)」は2型を記載しており、これは京阪式と対応が良い。「世界」「世界一」の2型も同様である。
文献
加藤大鶴,20世紀初中期に刊行された辞典における漢語アクセントの基礎的分析 ―奥村「漢語アクセント類別語彙」の検証のために―,跡見学園女子大学文学部紀要,1348-1444,跡見学園女子大学,2020-03,,55,A1-A25,https://cir.nii.ac.jp/crid/1050288070884426496,
加藤大鶴,1字漢語のアクセント -漢語の類別語彙を考えるために-,論集,,アクセント史資料研究会,2019-02-25,14,,1-20,https://cir.nii.ac.jp/crid/1050291768366290560,
三井 はるみ,東京語における3拍漢語のアクセント変化,国語学研究,02881209,「国語学研究」刊行会,1986-12,,26,p77-64,https://cir.nii.ac.jp/crid/1520853835069890048,