橋本進吉『文禄元年天草版吉利支丹教義の研究 附篇』東洋文庫1928
東洋文庫監修『東洋文庫善本叢書2 重要文化財 ドチリーナ・キリシタン 天草版』勉誠出版, 2014
「漢語\_出現形」欄は橋本進吉『キリシタン敎義の硏究』(岩波書店, 1961。初出は橋本進吉\[1928]『文祿元年天草版吉利支丹敎義の硏究』財団法人東洋文庫)所載の翻字によった。「単字\_出現形」欄もこれに従う。
橋本進吉の翻字と前期国字本のバチカン図書館蔵本(バチカン本)『どちりいなきりしたん』の表記を比較して、バチカン本の表記がより望ましいと考えた場合にはバチカン本の表記をとった。その場合には「備考」欄にその旨を記した。バチカン本は小島幸枝・亀井孝解説『どちりいな きりしたん(バチカン本) 勉誠社文庫55』(勉誠社, 1979)を用いた。翻字については酒井憲二「『キリシタン教義の研究』本文の部補訂(一)」『国語学』135、1983年12月、国語学会、pp.58-67ならびに同「『キリシタン教義の研究』本文の部補訂(二)」『国語学』136、1984年3月、国語学会、pp.76-86を参考にした。
「漢語\_alphabet」欄には底本に出現する形を基本的にそのまま示している。ただし大文字はすべて小文字で入力し、ſはsで翻字した。
「漢語\_alphabet」欄における破損による解読可能箇所は想定される字数分の「□」で示した。破損箇所の読解については小島幸枝「東洋文庫ドチリナの本文にかかる虫損の判読について」『東海学園国語国文』16、1979年9月、東海学園女子短期大学、pp.58-64も参考にした。
「仮名注」欄において、-t入声は「っ」で翻字した。また"eô"で表記されるものはエ段の仮名+ゥで示した。
「出現位置」欄では原本所載のページ数と行数により所在を示す。ただしページ数が示されていない扉は「扉」と記した上で行数を示し、序は「序」と記した上で表裏・行数を示す。また107ページ目以降の"cotoba ni yotte no yauarague"では、ページ数に加えて左(l)右(r)と行数を示した。
「出現位置」欄について、原本25ページ目は誤植により"52"と印字されているが、データは25ページ目相当(025)で入力した。
「備考」欄において、橋本進吉の翻字がバチカン本『どちりいなきりしたん』と異なる場合にはその旨を「備考」に注記した。ただし橋本進吉の翻字とバチカン本との違いが字体に関するものである場合には注記していない。
ローマ字本である。
漢音・呉音とも使用される。
漢籍や仏教の経典と比べると日常的な漢字音・漢語音が使用されていると考えられる。
小島 幸恵 編,,校本 どちりなきりしたん,,福井国語学グループ,1966-1-31,,,,,
白井 純,日本語国字本(1) どちりなきりしたん―日本で4回出版されたカトリック教義の基本書―,キリシタン語学入門,,八木書店,2022-3-25,,105-111,,
豊島 正之,ドチリーナ・キリシタン 解説,,勉誠出版,2014-9-16,,,149-158,,
橋本 進吉,,キリシタン敎義の硏究,,岩波書店,1961-3-24,,,,,