30-040-01,和漢朗詠集_西尾市岩瀬文庫蔵
資料名
- 和漢朗詠集
時代
- 鎌倉,延慶二年(1309)写本を写したか
原本所蔵
- 西尾市岩瀬文庫
影印・複製・電子画像情報
- なし
入力凡例
- 出現位置は、原本の上下と丁数と行数とで示す。たとえば、「1-17b3」は上帖の17丁裏3行目を意味する。
字音情報
- m韻尾とn韻尾の区別は消失している。
- 效摂蕭・宵韻は下帖にエウ表記、曽摂蒸韻はイヨウ表記をほぼ保持する。
- 通摂三等韻、遇摂虞韻、流摂尤・幽韻はイウ表記をほぼ保持する。
- カ行合拗音はクワのほかクヰ、クヱも若干現れる。
- 唇内入声韻尾字は—ウが多く、—フ、—ツ、—ンが見られる。
- 声点は五声体系と目される。声点は圏点。濁声点は双点。漢音を主体とするが呉音も語彙として混入する。
- 中低形回避はほぼ認められない。
参考文献(著者名,論文名,雑誌名,ISSN,出版者名,出版日付,巻,号,ページ,URL,URL(DOI))
- 加藤大鶴,西尾市岩瀬文庫蔵延慶二年識語本『和漢朗詠集』の漢字音 ―専修大学図書館蔵本との比較を通じて―,跡見学園女子大学文学部紀要,1348-1444,跡見学園女子大学,2023-03,,58,A1-A15,https://cir.nii.ac.jp/crid/1050577674265237376,
入力責任者
- 加藤大鶴
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