西方指南抄
年代: 鎌倉,1256-1257年
所有者: 専修寺
入力者: 佐々木 勇
画像
『親鸞聖人真蹟集成』5・6,法藏館,1974年・2006年増補
ガイド
このファイルには、専修寺蔵『西方指南抄』親鸞自筆1256・1257年点の字音点を入力している。底本は、『親鸞聖人真蹟集成』5・6(法藏館,1974年・2006年増補)である。
用例の所在は、『親鸞聖人真蹟集成』の下方に第五巻・第六巻を通して振られている括弧の無い漢数字の頁数と行数とで示す。たとえば、「9.2」は、九頁の2行目の意味である。
備考欄、「「なにといふ」の転」は、「なんでう」の「でう」に「条」を充てている、という意味である。
「ユ「ウ」」の「ウ朱筆」は、「ユ」に朱筆で「ウ」を追加している、という意味である。
「音合符」は、漢語欄の漢語が「音合符」で結ばれていることを示す。
「朱声点」は、声点が朱筆であることを示す。
情報
鎌倉時代中期の漢字片仮名交じり文における漢語音資料である。
呉音読中心資料である。
声点加点例は少ない。
文献
佐々木 勇,呉音二音節字に対する上声点加点例について,国文学攷,広島大学國語國文学会,1987-03,113,28-38,https://ir.lib.hiroshima-u.ac.jp/00014287
佐々木 勇,親鸞自筆『西方指南抄』における漢音について,国文学攷,0287-3362,広島大学国語国文学会,2013-09-30,219,,1-12,https://cir.nii.ac.jp/crid/1050845762893049344,
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