20-002-01,医心方_半井家旧蔵
資料名
- 医心方
時代
- 平安,字音点は1145年頃か
原本所蔵
- 国立東京博物館,半井家旧蔵,巻22は成簣堂文庫
影印・複製・電子画像情報
- 『国宝半井家本医心方』オリエント出版,1991
- e-国宝
- 巻22は『医心方』成簣堂文庫刊行会編,主婦の友社,1985
入力凡例
- 出現位置は、「巻、裏表、行数」で示した。所在は『国宝半井家本医心方』オリエント出版,1991に対応する。たとえば、「0101a8」は、第1巻、第1ページ、表、8行目の用例であることを示す。
- 字音注記は墨筆(藤原行盛による)のものと、濃色朱筆(藤原行盛による)、淡色朱筆(丹波重基による)のものとがある。
- 半井家本医心方(天養2年;1145年写)は、本来全30巻をなしていたとされるが、現在は巻1~3、5~21、22(この巻のみ成簣堂文庫蔵)、23、26、27、30の25巻が残存する。
字音情報
- 反切・同音字注(類音字注)・仮名音注・声点がある。声点は圏点であらわされ、六声体系を概ねとどめる。またまれに双点による濁音表示がある。
- 基本的には漢音であるが、医学に関わる薬品等の原材料にあたる動植物、鉱石等は呉音であることが多い。
参考文献(著者名,論文名,雑誌名,ISSN,出版者名,出版日付,巻,号,ページ,URL,URL(DOI))
- 加藤 大鶴,呉音系字音を反映する二字漢語の抽出方法 : 『半井家本医心方』を用いて 【附資料】,国語学研究と資料,0385-5546,国語学研究と資料の会,2007-09-28,30,,21-35,https://cir.nii.ac.jp/crid/1050282677443809664,
- 加藤 大鶴,半井家本医心方における字音平声軽点認定の諸問題--字体・字形による検討,早稲田大学大学院文学研究科紀要. 第3分冊 = Bulletin of the Graduate Division of Letters, Arts and Sciences of Waseda University. 3,13417533,早稲田大学大学院文学研究科,1999,,45,49-58,https://cir.nii.ac.jp/crid/1520009409072387712,
- 西崎 亨,仁和寺本医心方・半井家本医心方に於ける声点付和訓--特に去声点を中心として,訓点語と訓点資料 = Diacritical language and diacritical materials,04546652,訓点語学会,1993-01,,90,p142-160,https://cir.nii.ac.jp/crid/1520290885108150144,
- 加藤 大鶴,玉篇・切韻系韻書を典拠とする『医心方』の反切注文について,早稲田日本語研究,1348-4796,早稲田大学日本語学会,2006-03-31,15,,83-94,https://cir.nii.ac.jp/crid/1050282677459229184,
- 加藤 大鶴,音調のグループ化--『医心方』呉音系字音二字漢語を資料として,国語と国文学,03873110,至文堂,2006-01,83,1,59-73,https://cir.nii.ac.jp/crid/1520572357247039744,
- 加藤 大鶴,『医心方』字音注記出典と加点方針についての一考察 -『本草和名』『和名類聚抄』との比較を通じて-,論集,,アクセント史資料研究会,2005-09-15,1,,145-165,https://cir.nii.ac.jp/crid/1050010293356590848,
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- 加藤 大鶴,『医心方』における字音声点の加点目的,国文学研究,0389-8636,早稲田大学国文学会,2002-06-15,137,,77-88,https://cir.nii.ac.jp/crid/1050282677435928064,
入力責任者
- 加藤大鶴